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貯めようと思った時にすべき事(後編)

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cody-happyday.hateblo.jp

どうもコーディです。前編はご覧いただけましたでしょうか。

前編では通信サービスやらふるさと納税やらの解説をしてきました。後編ではタイトルにもある通り"お金を貯める"お話をしていきます。

私もそうでしたが、お金を貯めようと思っても「そもそも貯める程の余裕なんかないよ」という方の為に、前編を書きました。なので前編を読んできた方々はもう年間10万円程余力がある状態だと思います。そういう状態にあると思って読み進めてみて下さい。

さて、お金を貯めるにはどうすれば良いでしょうか。前編でも少し話した通り、口座に存在するお金は使ってしまいますよね。

なぜか?それは、"預金"というものは"すぐ使うお金"という存在価値を持ったものだからです。クレジットカード・光熱費・家賃は預金口座から引き落とされますよね?それは預金口座が"すぐ使うお金"の口座という意味だからです。

では、真の意味で"貯めたお金"はなんと呼ばれるでしょうか。そうです"資産"と呼ばれます。これから資産を築いていくお話をします。

 

 

お金とは別の形で資産を持とう

資産がお金の形で存在しているとどうなるでしょうか。使ってしまいますよね。それはお金が使う為にあるからだと考えています。

ところで、大きな資産を持っている方はお金の形で持っているのでしょうか。外貨・貴金属・不動産・株式・債権のような形で所有しているのか想像できるかと思います。なら私達もそのような形で持って見ることを想像してみましょう。

どうでしょう使いづらそうですよね?簡単に居酒屋やユニクロで商品と交換出来そうにありませんよね。だからお金で所持するんです。使いやすいから。

じゃあ貯める為には、使いづらい形で所持していれば良いと思いませんか?今回はその使いづらい形の一例として"投資信託"をあげます。しかし、使いにくいと思えるなら正直どんな形でもいいと思います。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは?初心者も分かるやさしい解説|iDeCoナビ

一応リンクを貼りましたが、"個人型確定拠出年金"と聞くと、なんだかすごく難しい単語に聞こえますね。簡単に表現すると「60歳になるまで引き出せないけど、年金として資産を積立しましょう。その分払ったお金は収入としてゲットしてない事にしてあげるよ」、という制度です。

今回使いにくい資産を目指していますので60歳まで引き出せないのはデメリットではありませんね。するとどうでしょう全くデメリットありません。

前編から読んで頂いた方は年間10万円の余剰金が生まれてると思います。私は28歳なので32年積立を行います。それだけで320万円が手に入るんです。

また、セリフ後半の「払ったお金は収入としてゲットしてない事にしてあげるよ」という部分で得られるお金は、年収によっても変わりますが、今回の場合約70万円となります。リンクを貼りましたので簡単に計算してみてください。

税控除を確認する|個人型確定拠出年金イデコ(iDeCo)の所得控除額は?|iDeCoナビ

さて、使いにくい資産にしたはずが所得控除分で70万円も出てきました。こちらは給与の所得税・住民税が安くなる形で控除されるので、その分も追加で積立を行うとと400万円の資産が完成です。

使いにくい資産の形成が成功しましたが、その資産を運用をして時間をかけて増やしていくという方法もあります。ここからは減ってしまうリスクが伴うので、しっかりと理解した上で活用頂きたいと思います。

iDeCoの特徴としてもうひとつあげたいのはここです。その積み立てたお金で投資信託を購入できるという点にあります。

本来、投資信託を購入して得た利益の20%は税金として奪われてしまいます。しかし、iDecoで運用を行うと20%を支払わなくて良いというメリットも制度に含まれています。嘘の様にメリットだらけなのです。

運用の話をしましたので、ちょっとだけ計算してみましょう

積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

年間10000円、積立期間32年、控え目な運用をして年利3%くらいを想定してみましょう。すると600万近い資産になっていると思います。

どうでしょう、年間10万円程度を30年続けるだけでこの金額です。iDeCoの上限額は企業年金制度の無い会社員であれば、23000円となっています。上限で運用を行えば1000万円を超えていますね。もちろん必ずでは無いので、これは投資信託について良く理解を含めてからお願いします。

 

つみたてNISA

これは、iDeCo(確定拠出年金)の"60歳まで引き出せない"という事をデメリットと思う方、"月23000円じゃ全然物足りない"という方。そんな方に良いと思います。

元々は使いにくい資産にしようという話だったので少し使いやすい資産になってきます。それはつみたてNISAがいつでも引き出せるという点にあります。それでも投資信託として存在している物を売却するひと手間があるので、ATMから直接引き出せる預金よりも使いづらいと思います。

それでは、つみたてNISAについて特徴を簡単にお話します。

 

  • いつでも投資信託を売却して引き出せる
  • 所得控除は無い
  • iDeCoと同様、運用益に税金は掛からない
  • 上限額は年40万円
  • 運用できる期間は20年
  • 2018年1月から始まった制度

 

という事で、iDeCoは所得控除で確実にプラスが出る仕組みです。そして、使いにくい事で節約して捻出したお金が気づいたら預金口座から無くなってしまう事も防ぐことが出来ます。一方、つみたてNISAはリスクを取って増やした分は奪われずに済みます。iDeCoと違い、運用益を挙げない限りあまり旨味を感じる事が少ないと思います。

先ほど紹介した積立シミュレーションで、計算してみて下さい。前編で捻出したお金以上に貯めたい余剰資金があるという方は、びっくりする金額が出るのでは無いでしょうか。リスクを伴うので生活に必要な資金での運用は絶対におすすめしません。

 

どうでしたか、お金を使いにくい形にしておくというところを主題にして書いてみました。今回一番大事かなと思うのは

"預金"というものは"すぐ使うお金"

という価値観を持つ事だと思います。私も勉強をして長く続けている訳ではないので、現状の資産は読者の方より少ないかもしれません。これから少しずつ資産を作り上げていければと考えています。

 

今回紹介した2つの制度について、ひとつの記事にまとめるにはかなり厳しかったです。それほど魅力的で解説し甲斐があるという事だと考えています。なので、また個別にまとめてみようかと思っています。

 

それでは、また